いなフリ(田舎フリーランス養成講座)参加前から”プレフリ”でテンション上げて夢いっぱいで参加したけど、2週目でやりたいことが『やりたくないこと』に変わりました。
いなフリでは悩んだり、迷ったりすることもありますがソレ込みでのいなフリです。
迷っても寄り道してもイイんです!
いなフリの1ヶ月はあっという間に終わります。
参加する目的がはっきりしている人もそうでない人も、いなフリ期間中にやりたい事が方向転換するかもしれないことを覚えておいてほしいです。
講座を受けて作業をしていくと、やってみたい事が自分に合う合わないがわかってきます。
デザインやコーディングを覚えたいと思っていたら思った以上に難しくて諦めたり、ライティングが思った以上に苦痛だったりと、何が起きるか、何を感じるかわかりません。
私は手っ取り早く稼ぎたかったのでライティングに絞って頑張るつもりでした。
コーディングもやりたかったのですが、参加前にプロゲートなどで少し予習をしてみたところ、自分には向いてないと思いコーディングは捨てました。
デザインも才能がないのがわかっていたのではじめからやるつもりは無く、ライティングオンリーで稼ぐことだけを頑張ろうとしました。
ライティングの講座は1週目にあったので、早い段階でライティングについて学ぶことができました。
クラウドソーシングには事前に登録してあり、本人確認も終了させておきました。
ただ、プロフィール文が難しく感じて、フォーマット通りに長々と書いていました。
講座が終わってからメンターにプロフィールの書き方について質問してみましたがいまいち納得がいく文章が出来上がりませんでした。
このことを伝えるとメンターの人がひらめいてくれたのです。
「他の人のプロフィール見てみたらどうだろう?」
なるほど盲点でした。
これまでネットで検索したフォーマットを見るばかりで、実際に登録している人のプロフィールを見ていませんでした。
さらに、普通に見るのではなく、「発注者目線で見てみよう」ということで、通常私たちが使う「仕事が欲しい人」欄からではなく、「仕事を依頼したい人」欄からいろんな人のプロフィールを見ることにしました。
この作戦は大当たり!
ネット上にあるフォーマットより簡潔で分かりやすく読みやすかったです。
そして、いいなと思うプロフィールを書いている人は認定ランサーで数多く受注していて、案件をバリバリこなしている人が多かったです。
自分もライティングでバリバリ稼ぎたかったので、上位ランカーの方のプロフィールを参考に自分のプロフィールを作り直して完成させました。
ライティングは待っていれば仕事が来る仕組みではないので、積極的に営業をかけて案件を獲得します。
案件を獲得するにもコツがあり、発注者の意図を汲んで発注者がどんな記事を書いて欲しいか?を考えると受注率が上がります。
ランサーズに仕事を掲載する人の多くが、法人または個人ブロガーが外注先として記事作成をライターに任せるために依頼しています。
ライターは誰か知らない人のブログ記事を書いてお金をもらう仕組みと考えていいと思います。
書いた記事が発注者に気に入ってもらえて今後もあなたに書いてもらいたいと思えば、継続して依頼がもらえます。
その場合は大抵単価がアップします。
あなたが書く記事を毎回気に入ってくれたら単価はどんどん上がります。
単価は1円未満からのスタートが普通です。
いなフリでは1文字1円以下の案件には手を出さないようにと言われます。
しかし、1円以上の案件をど素人が受注するのは大変むつかしいです。
私はまず文字単価1円の案件を獲得しましたが、手数料などをひかれて実質0.6円で受注しました。
募集の金額は1文字1円と書かれていますが、実際は消費税とクラウドソーシングが仲介手数料を徴収するので発注者が1文字1円といっても実際は1円にはなりません。
講座終了後、すぐにプロフィールを設定して案件に応募してみたところ見事受注することができました。
講座で、”依頼締め切り時間が少ない案件は発注者も困っているので受注しやすい” と習っていたので、残り1時間の案件に応募したら獲得できました。
残り時間は応募締め切りであって、文章を書いて提出するまでの締め切ではないのでご安心ください。
しかし、中には依頼締め切り時間と提出締め切り時間が数時間しかない案件もあるのでご注意ください。
そういった案件は比較的単価が高いですが、初心者には危険です。
そして私は、早速記事を書いて納品したので講座初日で案件獲得から納品まで完了というライター業として幸先のいいスタートを切ることができました。
その後も順調に案件を獲得することができ、毎日案件を抱えることができました。
しかし、冗談抜きでライターが面白いと思えなかったのです。
むしろ二度と書きたくないと思うほどライターをやりたくないと思いました。
書くことは好きなのに、ライティングが苦痛で仕方がありませんでした。
文章を書いていてこんなに苦痛だと思ったのは初めてでした。
なんでこんなに苦痛なんだろう?
よくよく考えてみて答えがわかりました。
私のような社交性もなければ性格も悪いクズが考えがちですが、
他人のために書くことがどうしても嫌だったと気づいたのです。
私が書いた誰かのブログ記事はアフィリエイト記事やアドセンス狙いの記事で、その広告収入で発注者はウハウハ稼いでいるのかと思うと悔しくて悔しくて書きたくなくなりました。
しかし、目指すべき生活とフリーランスとしての活躍を考えると、どうしても稼がないとならないので、ライティングを止めるのはリスクがありすぎました。
でも、ついに書くことができなくなってしまったので、ライティングは完全に辞めることにしました。
いなフリ終了後の生活基盤がいなフリ2週目で崩壊しました。
コーディングもデザインもできないライティングしか稼ぐ方法がなかったのに、そのライティングを続ける事が精神的にできないとなった私は万策尽きました。
書くことが好きなのでライティングは向いていたはず。
なのに、その仕組みが合わなかったのでライティングを続けることができませんでした。
メンターの人も相当困ったと思います。
講座終了直後にいきなり稼ぐだけの能力はあるのに仕組みが気に入らないからと辞めてしまうなんて、単なるわがままな問題児です。
いなフリは万能ではないので何が起きるかわかりません。
私はライター志望でしたが、ライターの業務を深く考えていなかったことが敗因です。
もし、事前にライターの意味をしっかり理解できていたら、他の方法で稼ごうと思ったはずです。
これから参加する方は参加前に充分に方向性や、頑張ろうと思っている仕事についてのデメリットも知っておいて欲しいと思います。
でも私には合わなかっただけで、ライティングは本当に稼げます。
いなフリ期間中に10万、20万稼ぐ人もいれば、卒業した直後からに20万稼げるようになる人もいます。
継続していくことができれば1文字単価が100円以上になるようです。
1文字10円なら、単純に考えて1文字1円で書いている時と同じ時間で記事を書いても給料は10倍です。
1文字1円で1時間に2000文字書いて2千円でも、1文字単価が10円なら2万円です。
時給換算で2万円です!
これを毎日書いていれば30日で60万円になります。
1日1時間書くだけで月給が60万なんて楽勝ですよね!
ライティングが自分に合っていると感じる方は是非いなフリのライティング講座を受講してください。
ライター志望の方は、「いなフリいすみ」の佐々木ゴウさんのTweetやブログが勉強になります。
また、週末フリーランス講座でもライター講座があるので、それに参加してもいいと思います。
ライターが自分に合えば稼げるので頑張って欲しいと思います。