神道(神社)大好きクリスチャンの溝呂木です。
聖書に書かれている神様が6日かけて世界を作って1日休んだ話は
クリスチャンではなくても結構知っている方は多いと思います。
でも次の週って神様何してるの?
という疑問があったので、ちょっと考えてみました。
神様がこの世界を創造されたのは今からどのくらい前なのでしょうか?
誰にもその答えはわかりません。
クリスチャンも答えられません。
でもなんで聖書や神様を信じてるクリスチャンが答えられないの?
なぜなら、聖書にその記述が存在しないからです。
聖書が全てのクリスチャンにとって、聖書に書かれていないことは基本的に考えないし説明もできません。
そのことは一旦おいといて、では世界はいつできたのか? をどう考えるか?
私はここに仮設としてホーキング博士のビッグバン理論を参考にしたいと思います。
ビッグバン理論で、宇宙は今から138億年前に誕生したとされています。
実際にはもっと前かもしれませんが
現在のビッグバンによる宇宙膨張論と観測技術の結果では138億年となります。
神様が「光があれ」と言って世界を創造されたのを138億年前と仮定します。
そこから神は6日目に人間を創造されました。
ダーウインの進化論を正しいと仮定した場合、人間が誕生したのは200万年前です。
宇宙誕生から人類誕生まで137億9800万年が経過したことになります。
137億9800万年を6で割った場合、1日は約23億年となります。
人間を創造してからまだ200万年しか経過していないので神様の休日はあと22億9800万年のこっていると考えていいとおもいます。
あと29億9970万年経過してやっと神様にとっての8日目(2週目)なのです。
人間の24時間365日尺度で考えようとするからダメなんです。
神様の時間感覚は我々が創造できないスケールの大きいものなのです。
よって聖書に書かれていないのは当然のこと、だってまだ8日目が始まっていないのだから。
(※地球誕生から46億年という研究結果から考えるとちょっと違いますが
宇宙誕生から138億年が正しいと仮定した場合でのことです。)
キリスト教では人間が堕落しきった時に天のさばきが起きるとされています。
その時にイエスが説明した神様を信じていれば地獄に落ちずにすむという設定です。
このさばきの時にイエスが再び地上に降りることを再臨といいます。
人類の始祖アダムから始まりイエスに至るまで数千年、イエスが昇天してから約2000年。
こんな時間は神にとって一瞬です。
神様にとっての1日は23億年です。
23億年を24時間換算すると1時間は9500万年です。
人間が誕生してまだ1時間も経っていないということになります。
ならば神様はまだ日曜日の午前0時ちょっと過ぎをすごしていて、就寝中ですね。
クリスチャンが心配している再臨、キリスト教系の新興宗教が利用している再臨は神様が寝ている間に起きるというのは面白くないですね。
神様は人間が再臨で慌てふためくのを見ていたいくらいは思っていそうではないでしょうか?
もし、イエスの再臨が神様時間の8日目だったとしても1日は23億年あるのでまだまだ果てしなく未来の話です。
神がイエスを遣わしたのは今から2000年前です。
人類が誕生してからの199万8000年間、人間は罪を積み重ねていきました。
神様は休暇中でしたが、さすがに人間どもの悪さが目立つということで緊急措置としてイエスを派遣しました。
本来は23億年後に処理する予定でしたが、予想外の事態が生じたので緊急対策を打っただけ?。
でも、いや、ちょっと待ってください。
緊急措置という案件は神様にはあり得ないのです。
だって神様は全てお見通しの設定ではありませんか!
人間が堕落することも、イエスを遣わすこともすべて初期設定です。
人間が堕落したから神の使いが来る?救世主?
いやいや、それって初期設定ですから。
となれば、緊急事態でイエスを遣わしたのではなく、あらかじめ2000年前にイエスは神の国から派遣されることが決まっていたはずです。
人間が2000年前に素行が悪くなることも想定内だったということですね。
神様は完全休暇モードで地球の管理は自動処理なのかもしれません。
温暖化も人口増加も、異常気象も何もかも神様の設定通りなのかもしれません。
全宇宙の出来事が記録されている ”アカシックレコード” とはこの世界のソースデータのことかもしれませんね。
化学でも医療でもなんでも、私たちは目に見えることや証明できたことだけを信じます。
私たちが想像できない事案だと人々は信じません。
人間の尺度だけで考えていると見えるはずのものが見えなくなってしまう気がするので
視点を変えて考えることを続けたいと思います。