まだ全然普及してないのになんでTypeCを強制されなきゃならんの?
普通にTypeAが主流なのにMacのノートはなんでTypeCしかないの?
最悪ケータイはそれほど困らないけどPCは困りますよね?
挿し口の上下関係なく使えるからいちいち向きを気にすることなくて楽だけどね。
イマイチ普及も浸透もしてないTypeCについて私なりに調べてみました。
Macのノートを買って戸惑っている方の参考になれば幸いです。
USB3.1 TypeCはAppleが普及を目指して頑張っているところです。
2015年から努力はしているようですが、3年経ってもなかなか普及しませんね。
完全に普及したTypeAと比較するとまだまだ対応機器が少ないですが2018年上半期時点でTypeCに対応した周辺機器が出揃ってきました。
これまで使っていた周辺機器のほとんどがTypeAだと思います。
残念ですが、MacBook、Proでは使用できませんのでなんとかしなければなりません。
そんな時の救世主がTypeAをTypeCに変換する変換器です。
これがあれば今まで使っていた周辺機器が使用できます。
変換器を使ってもMac側にUSBポートが1つないし2つしかないので、充電しながらだと残り1つしかゼロになってしまいます。
そこで、ひらめいたのでTypeAのHubを使ってみたのですが、残念ながら反応しませんでした。
ポートが2つあっても充電で1つを使ってしまうと作業効率が悪くなってしまいます。
充電していなくてもあれこれ使いたいときはその都度抜き差ししなければならないためとても不便です。
そんな時に便利なのがTypeCのハブです。
USBTypeAを3つ、LANケーブル、HDMI、TypeC1つ、SDカードリーダー、MicroSDカードリーダーを同時に使うことができます。
これを使えばいちいち抜き差ししなくて済みます。
でもまだクリックしちゃダメです!ちょっと問題あるので、もうちょっと下に書いた文章を読んで欲しいと思ったらクリックしてください。
任天堂スイッチでTypeCが採用されているけど、やっぱり普及しませんね。
(任天堂スイッチは純正の充電器で充電してください。Macの充電器で充電すると故障する恐れがあるそうです)
過去にビデオテープの規格で、ベータvsVHS戦争という争いがあって性能は圧倒的にベータが有利だったのですが、商売方法でVHSに負けてベータは撤退しました。
ビデオ規格戦争では後発のVHSが勝利したので、USB戦争も後発のTypeCが勝利してくれることを願うばかりです。
USBはこれまで少しずつ進化してきました。
通常タイプにはTypeA〜Cがあり、A・Bには2.0と3.0があります。
それぞれ転送速度が向上されていき、ユーザーの使い勝手に合わせて進化してきたのはいいけど、種類が多くなりすぎて対応機器が限定されるなどの弊害も生まれてしまいました。
そんな弊害を一挙に解決しようとしたのがTypeCです。
参考までに、タイプ別の見た目の特徴をまとめてみました。
最大転送速度 480Mbps
USB1.1(12Mbps)と比較して40倍の速度を実現
現在もっとも普及している形
最大転送速度5Gbps
USB2.0ほ近くして10倍の速度を実現
内部樹脂部分が青色なのが特徴
下位互換有り
プリンターやHDDなどに使用されていることが多い
2.0との互換性がないので注意が必要
存在の意味がよくわからない
Appleが普及を目指す現状最高の技術
最大転送速度10Gbpsで最速
差し込みの上下がないため抜き差しが簡単
これらの他にもminiタイプがあります。
通常サイズとminiサイズを統合して1本のケーブルだけで済ませてしまおうとしているのがTypeCです。
もし今後TypeCが普及すれば理想的な環境が整いますね。
モニター接続のHDMIはどうなるのでしょう?
PCのUSBポートから外部モニターに出力する周辺機器はありましたが専用チップとドライバが必要ですが、TypeCのオルタネードモードであれば直接出力が可能です。
オルタネードモードとは
USBタイプC(USB Type-C)のケーブルを使って、USB 以外の方式でデータを送受信する機能。正確にはAlternate Mode(オルタネートモード)だけど、略して Alt Mode(オルトモード)ということもある。
USB は、パソコンと周辺機器、あるいはスマートフォンなどを接続するために広く使われてきたデータ転送の規格。当初はシンプルさがメリットだったものの、長く使われるうちにUSB のコネクターが 10種類くらいある煩雑な状況になってきた。
そこで、USB 3.1 に対応した新しいコネクターとして USBタイプC が開発された。ケーブル両端のコネクター形状が同じで小さく、上下の区別もない。また、従来より多くの電気を双方向で供給できる。
さらに、USBタイプC のケーブルを使って DisplayPort(ディスプレイポート)や HDMI、MHL、Thunderbolt 3(サンダーボルト3)といった別の規格に対応したデータの送受信もできる。
このように、USBタイプC のケーブルで USB 以外のデータを送受信すること、その機能を Alternate Mode(オルタネートモード)という。
AppleはこれまでDockやLightningを普及させようとして実質的には失敗していますので、TypeCが今後成功することを願うばかりです。
TypeCは差し込みの上下がなく便利なのですが、抜けやすいのがちょっと困りものです。
ケータイで充電ができないという話をよく聞きますが、これはTypeCだからではなく、単に断線しているだけの可能性が高いからだと思います。
さて、なかなか便利なTypeCですが、私が購入してみて、これは買わない方がいいぞ!という商品だけはお知らせしておきます。
これ↓
いろいろまとめて使えるしポートも増えてめっちゃ便利!めっちゃいいじゃん!と思って買いました。
モニターにリーダーに充電もできて快適じゃん!と思ったけど、おいおい!ちょ待てよ!(キムタク風に)
Macに接続するだけでWi-Fiが使えなくなります。
コネクターから全ての周辺機器の接続をなくしても、単体でMacに接続するだけでWi-Fiが使えなくなります。(Wi-Fiマークをクリックするとリセットされて繋がることもありますが、基本的にはつながりません)
たまに、HDMI接続のみの場合は速度は落ちますがWi-Fiに繋がることもあります。
本体のWi-FiマークはONになっていますが、webページを開こうと思っても「ネットに接続できません」と表示されます。
コネクターを抜くとすぐにネットに繋がるので、まちがいなくコネクターが原因です。
Mac本体にTypeCポートが2つありますが、コネクターを繋げてもう一方に電源を挿すと高確率でネットが使用できますが、使えないこともあります。
コネクター側でも電源接続できるのですが、そこに電源を接続してもネットにはつながりませんでした。
どうあっても不安定なのは間違い無いです。
さらに、コネクターは火傷レベルで熱を持ちます。
冬ならカイロになるかな?と思いましたが、冬でも火傷するってこれは!
とりあえずこの商品だけはやめとけ!と言いたいです。
ただ、本当に便利だし、これがないと作業効率が悪くなります。
そして、ネットに接続できないことが逆に作業効率を上がているとも言えます。
作業中ついついTwitterを見てしまったり、YouTubeを見てしまったりと、遊んでしまうことが強制的になくなる点はとてもいいと思います。
サボらず、遊ばず作業効率が上がり、強制的に頑張れるハブはこちら。
以下にいくつか対応機器を掲載しますので、必要があれば参考にしてください。
特にこれだけは絶対買っておけ!みたいなのはありません。
それぞれ必要な周辺機器は違うと思うので必要なものがあればポチってください。
ケーブル
コネクタ
ハブ
シガーソケット
プロジェクタ用
HDD
バッテリー
これから普及していけば周辺機器の種類も増えて、性能も上がると思います。
TypeCの性能は優れているので普及してほしいですが、Appleのやり方がちょっと強引なので心配です。
また昔のビデオテープ規格戦争のようにはならないことを願いつつ。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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USB 3.0はWi-Fiの2.4GHzに干渉するという話があり、Macに接続するとWiFiが切れるっていうのはそれが原因なんだと思います
ななし様
情報ありがとうございます。干渉しないように設計してくれないと困りますよね。