毎朝気持ちよく目覚めて出社できていますか?
出社する時、玄関の鍵をかけたかどうかが気になって何度も確認していませんか?
朝起きた時になんとなく熱っぽいけど我慢して会社行けば治ってるなんてことありませんか?
その症状は、会社で気が合わない同僚や上司が原因です。
もしこれらの症状に心当たりがあったら今すぐあなたが務めているその会社を辞める準備をしてほしいです。
今まで耐えてきたあなたはもう十分頑張りました。
転職をすることで環境の変化があなたを正常な状態に直してくれます。
転職すれば今の地獄のような生活から抜け出せます。
会社はあなたがいなくても回るものです。
会社のことより自分の体を心配して欲しいです。
あなたがうつ病に壊される前に転職しよう
几帳面、まじめ、完璧主義、周りを気にするようなタイプの方はすでにうつ病になっている可能性があります。
うつ病は気づかないうちにかかってしまう恐ろしい病気です。
他の病気や怪我のように喉が痛くなったとか骨が折れたなどのような明らかな症状が出ないので、気づかないうちにかかってしまって、自覚する頃にはもうかなり進行しています。
私は自分がうつ病だと知ってから、一体いつから症状が出ていたのか?を調べてみたら2年も前からでした。
それでも何とか死なずに済んだのは勇気を出して会社をやめて転職したからです。
症状として現れたのは、眠れない、毎日の頭痛、吐き気、腹痛、お腹にガスがたまる、めまいがするなどです。
社内には何人かうつ病で会社を休んでいる人もいました。
そういう人は弱い人で、”自分は絶対うつ病なんかに負けないし言い訳にしたくない!” と思っていました。
完璧主義の人はうつ病を認めないとか、心が弱い人がなる病気だと考える傾向があると思います。
今でもうつ病は心が弱い人がかかるなさけない病気とか、そもそも病気でもなんでもないただの甘えだとか、これだけうつ病という言葉が認知されていても、精神論が大好きな日本人には許せないことなんだと思います。
うつ病は本当に気づかないうちになっています。
私は以下のような症状が出たので会社をやめて転職しました。
- 死にたいと考える
- 死ぬ方法を検索する
- 集中力がなくなりミスが増える
- 寝つきが悪い、寝てても途中で何度も目がさめる
- 異常に疲れる
- 食欲がなくなる
死にたいと考える
何で自分は生きているんだろ?死ねば明日から何もしなくていいし、寝たまま死ねれば起きて会社行かなくていいのになぁ、睡眠薬があったらいっぱい飲んでそのまま死ねるのになぁ
自分は存在していていいのかな?生きているだけで迷惑だろうなぁ、死ねばみんなに喜ばれるかな?
などということを考えるようになりました。
死ぬ方法を考える
どうせ死ぬなら苦しまず綺麗に死にたい。
苦しまない死に方はなんだろう?
他人に迷惑をかけないで死ぬ方法を知りたい
一酸化炭素中毒がいいのかぁ
などということを考えるようになりました。
集中力がなくなりミスが増える
いつもと同じように仕事をしているのになぜかミスが多い。
何度も見直しして間違いはないはずなのにミスばかりになる。
今まで間違えたことないような簡単な仕事でもミスをする。
寝つきが悪い、寝てても途中で何度も目がさめる
寝付くまで何時間もかかる。
寝てもすぐに目がさめる。
何度も目がさめる。
眠れないので翌日の仕事に影響する。
眠れないので吐き気と頭痛が激しくなる。
異常に疲れる
眠れないので体力が回復しない。
疲れが蓄積するのでさらに疲れての悪循環
食欲がなくなる
何を食べるかを考えることが面倒になる。
食事を作るのが面倒になってお菓子で済ませてしまう。
食べるものが偏って飽きてしまうので栄養バランスが崩れて体調を崩す
うつ病と診断されたら受け入れよう
本当にどうしようもないほど自分の症状に気づきません。
まずは、きちんと受診できたとして、自分がうつ病だと診断されたら受け入れることから始めて欲しいです。
どうしても自分がうつ病にかかってるということを信じたくないと思う方もいらっしゃるようです。
受け入れることを放棄してしまうと症状が進行してしまい、治療に何年もかかってしまいます。
そうなると、その後の社会人生活が安定しなくなって生活自体も崩壊してしまいかねないです。
なるべく早い段階で受診して治療ができれば社会復帰も早くなりますが、それでも何年も引きずります。
治ったと思ってもちょっとしたことで再発します。
なので、再発することも考慮しておくとその後の会社員生活がうまくいと思います。
再発させないために何をして何をしてはいけないかを知っておくといいと思います。
うつ病を克服したいなら環境を変えよう
うつ病は環境を変えると治りが早いと思います。
私は転職をしたことで社会復帰できました。
うつ病を発症した職場で治療をする方法もありますが、私はそんな根性も勇気もなかったので転職を選びました。
会社に残って産業医の指導のもとで治療をすると、休業補償がもらえるので生活面での負担は軽減されます。
ただし、治療中何度か出社しなければならないので、その時の心の負担に耐えなければならないことが大変だと思います。
私はその定期的な出社ができないと判断して転職を選びましたが、転職の面接までの3ヶ月間は何もしないで実家でのんびりしました。
東京の部屋にいると嫌なことを思い出してしまうので、実家なり旅行なりで今までと違う環境に自分を置くことが治療では大切だと感じました。
ひとによって症状も治療方法も違うと思いますが、環境を変えることはかなり有効でした。
まとめ
うつ病は病院での治療以外にも環境を変えたり旅行に行くだけでも改善に向かいます。
環境の変化は、引っ越し、転職、などの大きいものから、行きつけのお店を変える、ランニングのコースを変える、服のチョイスを変えるというような小さいものまでをいろいろ試してみて欲しいです。
真面目で几帳面で責任感があるあなたは会社にとって貴重な存在なのに、その会社はあなたを人として扱っていません。
どうかお願いです。
その会社が辛かったら転職してください。引っ越ししてください。
逃げることは恥ではありませんし転職は逃げではありません。
むしろ勇敢です!